日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-05-21から1日間の記事一覧

文禄2年閏9月晦日島津義弘宛安宅秀安書状を読む その1

(切封ウハ書) 「 安宅三郎兵 義弘様 秀安 参*1貴報*2 」 (切紙) 猶以、本田源右・休意ゟ具可被申入候、以上、 七月廿二日之御札、本田源右*3当月朔日之御状、休意*4同事ニ、去廿七日、於京都参著*5、両人口上并御一書、具ニ承届候、則拙者在京仕候条、委…