日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

元亀元年11月20日相楽庄蔵方中宛木下秀吉書状

今度徳政*1之儀ニ付て、当庄*2之事守護不入*3之段申上、為御本所*4被仰付候処ニ、今更*5不能承引由候、近比*6不相届*7儀共候、所詮*8於背御本所者、堅可有御成敗候、光浄院*9折紙を相調進之候、謹言、 木下藤吉郎 十一月廿日*10 秀吉(花押) 相楽庄 蔵方*11…

元亀元年8月19日東寺領上久世庄名衆百性中宛木下秀吉書状写

就東寺領之儀、先度信長被出朱印*1候之間、彼寺へ可納所由、則折紙進之処、寄事双*2于今無沙汰*3由不可然候、年貢諸成物等如有来候*4可寺納候、若於難渋者可令譴責候、為其折紙進候、恐々謹言、 元亀元 木下藤吉郎 八月十九日 秀吉 東寺領上久世 名衆百性中 …

永禄13年3月28日大住庄名主御百姓同小作中宛武井夕庵・木下秀吉連署状

当所之事、今度被遂御糺明候処、曇華院殿様*1御理運*2ニ付て、諸入組*3共ニ一円*4ニ(闕字)御寺様へ可被仰付之由、無是非*5候、一切許容あるへからす候、若何かと候者、交名*6を書付、注進可申候、きと*7可申届候、為其意得申候*8、恐々謹言、 夕庵*9 三月…

永禄13年3月22日大住庄三ヶ村名主御百性中宛明智光秀外3名連署状を読む

曇花院*1殿*2樣御領大住庄*3三ヶ村、同南東跡職*4等之儀、今度一色式部少輔*5殿御違乱ニ付而、双方躰*6御糺明之処、(闕字)御寺様*7より御理*8之段無紛候間、御朱印*9被進之候、一円ニ可被仰付之由候上者*10では、入組*11買得方、其外南東家来等ニ至る迄、…

永禄12年11月晦日当所名主百姓中宛木下秀吉書状を読む

西五反田*1代官職事、安威兵部少輔*2方被帯補任*3、当知行以筋目、今度重而被成御下知候処ニ、理不尽ニ為本所*4御納所之由候、不可然候、如前々安兵代*5ニ可令納所候、万一於無沙汰者、可譴責候、為案内*6如此候、恐々謹言、 木下藤吉郎 十一月晦日*7 秀吉(…