明治5年1月の府県郡と国郡の対照表を作成した。
かなり特殊な例として「置賜県」が挙げられる。現在の山形県米沢市周辺であるが、「羽前国置賜郡の内」のみでひとつの県を形成するというのは置賜県のみである。おそらくは上杉領がそのまま引き継がれたのだろう。
奥羽本線福島米沢間は板谷峠という急峻な上り坂を登る。福島で機関車が増結され、米沢に向かう列車内から途中通過するスイッチバック方式の駅を横目で眺めるのはフィールドワークの目を鍛える第一歩と言えただろう。新幹線は速くて快適だが、鉄道を単なる中長距離都市間旅客移動手段に特化してしまい、旅行を味気ないものにしてしまったことは確かであろう。
なお参考までに上表でセルを塗りつぶしたコードと、塗りつぶしたセルを数えるユーザー定義関数を示しておく。
Sub 国郡ローズピンク()
Dim i As Long, j As Long
For i = 7 To 646
For j = 4 To 631
If Cells(i, j).Value <> "" Then
Cells(i, j).Interior.Color = 10984689
Else
Cells(i, j).Interior.ColorIndex = 0
End If
Next j
Next i
MsgBox "終了しました"
End Sub
Function ColorCnt(rng As Range) As Long
Dim Cell As Range
For Each Cell In rng
If Cell.Interior.Color = RGB(241, 156, 167) Then
ColorCnt = ColorCnt + 1
End If
NextEnd Function