日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの古文書オタ、いえ歴史学徒として史料を読んでいきます

自然のことにて候 「おんな城主 直虎」第48回

「自然」は古文書頻出用語であるが、近世前期と中後期では意味はまったく異なる。中後期では「当然~なる」という意味合いだが、戦国期から近世前期は「万一」という意味で使われる。

 

したがって「自然のことにて候」とは「万一のことでございます」ということになる。いくら掛詞とはいえ、はかりごとを意味する符丁として当時使えばバレバレである。