日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-05-01から1日間の記事一覧

文禄2年8月16日島津義弘・久保宛安宅秀安書状を読む その5

一、大隅・諸県*1之分ハ、最前丸目方*2ニ給*3候、如御状*4、弃破勘落*5之分、悉御蔵入*6ニ可被召置通、丸目時之御状之通急御国へ被仰遣可然候、先度者御遠慮候様ニ*7と申入候へ共、其段ハ我等分別ちかひ*8にて候、たとい薩隅諸県悉弃破勘落分可召取通、治部…