この2月からすべての元号を含む言葉を、新たに商標登録できなくなる。
次のような例がその典型となると考えられる。
こうした名称での商標登録は2月以降できなくなるらしい。
ほかにも
永久、延長、天和、興国、弘治、康治、正平、貞治、治安、天長、徳治、文化、文中、保安、万寿、明徳・・・
が登録できないことになる。
また「HEISEI」(平成)も認められなくなるということは、「KEIO」「DAIEI」「ENGI」「KANKI」も同様に認められなくなることを意味する。
ところで、最後に以下の文言がある。
なお、元号と認識されたとしても、例えばある特定の商品又は役務において使用された結果、需要者が特定の者の業務に係る商品又は役務であると認識できるに至っている場合には、識別力があるものとなりますので、商標登録を受けることが可能です(他の拒絶理由に該当しない場合に限る。)。
現在、元号といえば慶応以前は考慮に入れない「常識」が前提とされており、過度に心配する必要はなさそうだ。
いずれにしても申請する前に、すべての元号の漢字と読みを照らし合わせる必要はある。