日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-01-26から1日間の記事一覧

伊賀惣國一揆掟書案を読む その5/止

『中世法制史史料集 第五巻 武家家法Ⅲ』107頁、山中文書 惣國一揆掟之事 (9条) 一、前々(踊り字は二の字点)大和より對当國へ、不儀之働数度有之事に候間,大和大将分牢人許容あるましく候事、 (10条) 一、当國之儀ハ無恙相調候、甲か(甲賀)より合力…

英雄たちの選択 秀吉VS山城SP 第2夜「天下統一最後の戦い“奥州再仕置”」  「山の奥 海は櫓櫂の続くまで」「ことごとく撫で切り」再論

太閤検地の本質を表す表現として、1950年代からしばしば言及されてきた文言が、天正18年8月12日浅野長政宛豊臣秀吉朱印状に見える「山の奥海は櫓櫂の続き候まで」「一郷も二郷もことごとく撫で切りにせよ」である。 番組でしばしば引用された史料の全文の、…