太田記念美術館で2017年人気があったネコに関する浮世絵。
【2017年人気の浮世絵②】屋根の上でのネコたちの喧嘩を止めようとする「猫ずきな小僧」。歌川国芳の「教訓善悪 子僧揃」(個人蔵)より。猫好きの国芳らしい目のつけどころです。2017年4・5月開催の「浮世絵動物園」展にて展示。この作品に限らず、カワイイ猫の浮世絵はいずれも人気がありました。 pic.twitter.com/PCmqcg6Iwx
— 太田記念美術館 (@ukiyoeota) 2017年12月31日
真ん中の人物が「猫ずきな小僧」*で、見切れている人物には「ぽんとした小僧」とある。「ぽんとした」とは「ぼーっとした」という意味なので興味深いが、残念である。
*「な」は「奈」のくずし字で現代でも「うなぎや」の「な」として現役である。
「教訓善悪小僧揃」というタイトルがつけられているように、様々な小僧を集めて描いたものらしい。