日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2020-09-29から1日間の記事一覧

天正13年6月8日前田玄以宛羽柴秀吉朱印状

態申遣候、仍高野山寺領之儀、嵯峨天皇弘法大師任御誓約之御手印之旨、弥不可有相違旨申付、并為新寄進、宇智*1・伊都*2於両郡参千石遣候、然者為後代候之条、被成下(闕字)御綸旨*3尤候、今度南方*4平均申付候刻、彼寺之置目*5相定候条、其子細者、連年乱…