日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2020-09-06から1日間の記事一覧

天正13年3月27日前田玄以宛羽柴秀吉朱印状

尚以菓子・扇、祝着候 為音信書状并菓子二折*1被越候、祝着候、仍此表事、先書委細申遣候つる、定可為参着候、泉州*2事者不及申、当国*3儀も無残所任存分候、既湯河館*4迄人数差遣候処、無行方逃散候、然者雑賀内*5ニ一揆張本人楯籠候間*6、為懲鹿垣*7を結廻…