日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-05-25から1日間の記事一覧

文禄2年閏9月晦日島津義弘宛安宅秀安書状を読む その2

一、治部少*1罷上刻、なこや*2ゟ薩摩へ以書状、又八郎様*3御供候て幸侃*4早〻可被罷上由、義久様并幸侃へ申越候間、定近日又八郎様可有御上洛候条、御上京次第、又一郎殿御跡目、又八郎様へ被仰付候様ニと、いかやう共/\精を入、御取合*5可申由被申候、別…