日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-04-24から1日間の記事一覧

「麒麟が来る」必読文献 藤田達生他編『明智光秀ー史料で読む戦国史』から その1

明智光秀が注目されているという。明智光秀を知るには史料にあたるのが最善の道であり、手垢にまみれた光秀像に満足できない向きにはぜひお勧めの一冊である。 藤田達生他編『明智光秀ー史料で読む戦国史』(2015年) 明智光秀【史料で読む戦国史③】 | 商品…

理想の大学日本史授業の一事例

こういった記事を見つけた。 www.hokkoku.co.jp 少人数でしかも中世近世武家文書を手に取ることができる。実にうらやましい。

ファミリーヒストリー 坂本龍一 明治4年6月黒田一美領内「拙者附属銃手人員戸数明細書上申候事」を読む???  

ファミリーヒストリーで紹介された明治4年6月「拙者附属銃手人員戸数明細書上申候事」を読んでみる。 (横半帳) (1丁オモテ) 拙者附属銃手人員 戸数明細書上申候事一、合人数三百八人 内百六拾八(見せ消ち)七人ハ男 百四拾(挿入)壱人ハ女 (中略) 附…