日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-02-22から1日間の記事一覧

小瀬甫庵『太閤記』による信長と秀吉の知行割の評価 その1

『太閤記』巻第八(岩波文庫版(上)268頁以下または国立国会図書館デジタルコレクション 43コマ目以下 国立国会図書館デジタルコレクション - 太閤記 : 22巻. [4])に「古今各(=をのをの)知行割之事」という節がある。 まず信長の父、織田備後守信秀の知…