日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-02-11から1日間の記事一覧

西郷どん 和英英和辞典(横冊) (6) 謎の漂流者

(朱筆) 「アナダ ヘルペン」 おかわり Another helping (朱筆)「タンケス ギビンヌ」Thanks giving 礼ヲ言ウ* (朱筆)「タンク ワデ」Thank worthy 礼謝ヲ成スベ*キ (朱筆)「ダャタ」That 其・・・スッ* *ウ:「フ」? *ベ:「ヘ」? *ッ:「ツ…

諸説あり 2018年2月10日放送分で紹介された織田信忠文書を読む

織田信忠の文書が紹介されていたが、花押がないので判物ではないのだが仮に「元亀2年6月11日崇福寺宛織田信忠判物」とする。しかし、花押のない文書に果たして効力があったかどうか、肝心な点の説明がないのが昨今の歴史番組である。 当寺并門前之事、信長判…