旧聞に属するが、嶋左近の書状を読んでみたい。
(折紙)
(折封ウハ書)
「小大蔵*1殿 御陣所」
(前略)
申候て見可申と被申候を
先可被仰出是も御分
前次第□(候)先々家中へハ
用意之儀急度被申越
候て可然と申候よし然者更ニ
昨夕御触以後夜中
より其まゝ被申越との
よし召使被進之候共
御存分被仰聞候て可被成
御尤候恐々謹言
七月十九□(日カ) 清興
(書き下し文)
申し候て、見申すべくと申され候をまず仰せ出ださるべくこれも御分前次第候、先々家中へは用意の儀急度申し越され候てしかるべきと申し候よし、しからばさらに昨夕御触以後夜中よりそのまま申し越さるとのよし、召使これを進められ候とも、御存分仰せ聞けられ候て成らるべく、ごもっともに候、恐々謹言、
意味はさっぱり分からない。
*1:小貫大蔵丞頼久