日本史史料を読むブログ 

日本中近世史史料講読で可をとろう

復元された遺跡、遺構を見る際の留意点

 

ずいぶん前の話になるが、さる高名な考古学研究者がこういった意味の愚痴をこぼしていた。

 

「最大○○メートルの構造物があったと推定されるというと、みなその最大値で復元するんだよ」

 

遺構はよくて柱の根元の現物が、多くは柱穴のみが出土する。その柱の直径などから、構造物が推定されるので、上限もあれば下限もある。

 

 

「大きいことはいいことだ」という価値観が支配的だった時期もあれば、「スモールイズビューティフル」という時期もあった。大きさだけで何かを判断するのはあやういし、無意味に比較するのもどうかと思う。

 

 

その点注意したい。