日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

『豊臣秀吉文書集 四』刊行記念 天正18年の年表および古文書目録 撫で切り 山の奥、海は櫓櫂の続くまで

天正18年、後北条氏の降伏および奥州仕置の史料満載の『豊臣秀吉文書集四』がついに刊行された。「一郷も二郷もことごとく撫で切りつかまつるべく」「山の奥、海は櫓櫂のつづき候まで」で名高い浅野長政宛朱印状も収載されている。

 

 

本ブログもこれに便乗して、東京大学史料編纂所のデータベースで天正18年の出来事と古文書目録を兼ねた一覧表を作成した。ただ、このデータベースで検索する際気をつけたいのは人名である。「浅野長政」と「浅野長吉」で検索すると若干異なる結果になる。官途名なども含め、何度か検索語を変えることをお勧めする。

 

一覧表はこちら。

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