日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

英雄たちの選択 秀吉VS山城SP 第2夜「天下統一最後の戦い“奥州再仕置”」  「山の奥 海は櫓櫂の続くまで」「ことごとく撫で切り」再論

太閤検地の本質を表す表現として、1950年代からしばしば言及されてきた文言が、天正18年8月12日浅野長政豊臣秀吉朱印状に見える「山の奥海は櫓櫂の続き候まで」「一郷も二郷もことごとく撫で切りにせよ」である。

 

番組でしばしば引用された史料の全文の、翻刻、書き下し文、大意はこちら。

 

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