日本史史料を読むブログ 

日本中近世史史料講読で可をとろう

嘉永5年12月25日吹井村百姓与右衛門宛武市半平太永代譲渡證文

また文書が見つかったそうだ。

 

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   永代譲渡證文

(ひとつ書き省略)

 右者此度考之筋ヲ以貴様へ永代ニ譲渡代銭右之通慥ニ受取申処相違無之候、仍右支配之庄屋遣、各々奥書判形受證文相渡忝可申上ハ御後御後毛頭違乱之筋無之候、仍而永代譲渡證文、如件、

  嘉永五子年

    十二月廿五日       売主

                  武市半平太(印)

      (以下略)

(書き下し文)

   永代譲り渡し證文

右はこのたび考えの筋をもって貴様へ永代に譲り渡し、代銭右の通りたしかに受け取り申すところ相違これなく候、よって右支配の庄屋遣わし、各々奥書判形受け證文あい渡し、忝く申すべきうえは、御後御後毛頭違乱の筋これなく候、よって永代譲渡證文、くだんのごとし、

 

忝:『日本国語大辞典』によれば高知県長岡郡の方言として「おかたじけ=子供に対して言う」とある。武市半平太土佐国長岡郡吹井村出身。

 

御後御後:原文では「御後(くの字点)」。