日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

漢数字の四・肆を「二二」と書いた事例を挙げてみる

こういう記事が人気のようだ

 

nlab.itmedia.co.jp

 

小ブログでは実際に「亖」ではなく「二二」と書かれた事例を紹介しよう。

引用は『 題目板碑の世界 (PDFファイル) - 立正大学』による。

 

「暦応二二年」9頁

「文亀二二年」10頁

 

該当ページの翻刻と写真をご覧いただければおわかりだろう。

 

このような事例は辞書に載りにくく、実際使われていたかどうかを調べるには限界がある。