日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-11-22から1日間の記事一覧

天正6年9月23日伊藤与左衛門吉次宛羽柴秀吉自筆切手

拾弐石、かゝ*1かたへきやう*2のます*3にてわたしあるへく候、以上、 天正六年九月廿三日 秀吉(花押) い藤よ左*4 「一、177号、59頁」 (書き下し文) 十二石、嚊/嬶方へ京の升にて渡しあるべく候、以上、 (大意) 妻に京枡で十二石渡して下さい。以上。…