日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-05-14から1日間の記事一覧

文禄2年8月21日島津義弘・久保宛安宅秀安書状を読む その2

一、右御朱印を被相背、知行配分候儀*1、恣*2之仕立、不可然候事、 一、国中百姓・出家・侍衆ニ銀子被相懸*3、御取候事、一段不可然候事、 一、朝鮮へ出陣も不仕、或懸落*4仕、或者何之御用ニも不立もの*5ニ新知*6被遣候事、 一、恣勘落*7可仕旨、被成(闕字…