日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-02-12から1日間の記事一覧

天正20年8月14日島津義久・細川藤孝宛豊臣秀吉朱印状を読む

覚 一、島津義久并羽柴薩摩侍従*1蔵納*2分、近年沽却*3之田地 田畠、悉勘落*4可仕候、則如元可為蔵入*5事、 一、寺社領落*6之検地仕、当所務ゟ*7義久蔵入*8ニ可仕事、 一、島津家中諸代官*9算用之儀、可相改事、 右条々堅可申付候、若及異儀族有之者、可加成…