日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2019-02-10から1日間の記事一覧

天正20年7月23日島津又一郎久保宛島津龍伯義久書状を読む

依遠国、渡海已後無音*1罷過候、誠非本意候、夜白*2被成辛労候事、従是旦夕*3察存計候、然者*4梅北慮外*5逆心を企候之故、某事*6モ於名護屋及折角*7候処、(闕字)太閤樣(闕字)上意忝候て、奇特*8ニ進退*9指遁候、此抔*10之儀ニ付、薩隅之置目可被改由、被…