日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-12-27から1日間の記事一覧

新発見の顕如書状2通を読む??? 「天下静謐この時に候」

www3.nhk.or.jp Fig.1 2通の文書 Fig.2 上の文書 近日至大坂被寄駕籠之候珎重存候仍左少之式*1雖憚多候越布卅端進入之候真向之儀迄候猶下間刑部卿法眼*2可得貴意候恐〻謹言 五月廿八日*3 (差出人欠) 羽柴筑前守殿 (書き下し文) 近日大坂にいたり、駕籠こ…