日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-12-06から1日間の記事一覧

慶長3年3月14日発智新左衛門尉宛隼人人身質入借米状を読む 追記

以前読んだ人身借米状に見える「隼人」について、佐藤前掲書279頁、註4にしたがい「下級武士か」としたが、武士にしては名字もなければ花押もなんだか稚拙に見える。もう少し考えてみたい。 japanesehistorybasedonarchives.hatenablog.com 慶長3年1月10日、…