多聞院日記天正10年6月3日の条に以下の記事が見える。 (六月脱) (朔日脱) (四条目)一、 信長公一昨日二十八日上洛云々、大宮番衆へスヽ・両種遣之、(中略)二日一、 信長於京都生害云々、同城介殿も生害云々、惟任并七兵衛(後筆「コレハウソ」)申合…
興福寺に多聞院英俊という僧が書き残した日記がある。「多聞院日記」である。ベストセラー呉座勇一『応仁の乱』の主人公のひとり、尋尊が著した「大乗院寺社雑事記」と並び立つ、詳細な日記である。日記といっても私的なものでないことは同書200頁以下に説明…
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