日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2018-01-12から1日間の記事一覧

合字についての参考サイト

合字についてはこちらのサイトに詳しいのでご参照いただければさいわいです。 http://www.ihmlab.net/wp/?p=346 ikaebitakosuika.cocolog-nifty.com

天正10年6月17日山崎合戦戦後処理のひとこま

大日本史料の天正10年6月17日条に収載された古記録類に次のような記述が見える。 「言経卿記」 六月十五日、一、惟任日向守、醍醐辺ニ牢籠、則郷人一揆トシテ(=シテは合字)打之、首本能寺へ上了、 十七日、 日向守内齋藤蔵助、今度謀反随一也、堅田ニ牢籠…