日本中近世史史料講読で可をとろう

ただし、当ブログは高等教育課程における日本史史料講読の単位修得を保証するものではありません

日本中近世史料を中心に濫読・少読・粗読し、各史料にはできるだけ古文書学に倣い表題をつけ
史料講読で「可」を目指す初学者レベルの歴史学徒として史料を読んでいきます

2017-11-02から1日間の記事一覧

秀吉の検地に懸ける意気込み 「一郷も二郷も撫で切りにせよ」 その2/止

今回は有名な天正18年8月12日浅野長政宛豊臣秀吉朱印状を読む。 尚以、此趣其口へ相動衆、不残念を入可申届候、返事同前ニ可申上候也、 態被仰遣候、 一、去九月至干会津、被移御座、御置目等被仰付、其上検地之儀、会津者中納言、白川同其近辺之儀者、備前…